瀧川研究室
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉5-1-5 東京大学物性研究所 凝縮系物性研究部門 瀧川研究室


□私達の研究室では核磁気共鳴(NMR)を用いて強相関電子系や量子スピン系の研究を行っています。

物質中の原子核は固有の磁気双極子モーメントや電気四重極モーメントを持っており、周囲の電子やイオンが作る電場勾配や、電子のスピンや軌道磁気モーメントが作る局所磁場(超微細磁場)が、原子核のエネルギー準位に反映されます。そこで核磁気共鳴(NMR)や核四重極共鳴(NQR)を測定することにより、遷移金属化合物や希土類化合物など、強く相互作用している電子系や量子スピン系が示す量子相転移、超伝導、強(反強)磁性、電荷や軌道の秩序といった興味深い現象を原子レベルのミクロな視点で探ることが出来ます。瀧川研究室では、4種類の超伝導磁石とNQRに備えられた5台のパルスNMRスペクトロメータが稼動しており、精密な角度分解分光法と超低温、強磁場、高圧などの極限条件を組み合わせたユニークな手法により、個性あふれる研究を行っています。

□核磁気共鳴(NMR)とは □NMRを用いて物質中の電子状態を探る
先端物性科学・平成24年度

物性若手夏の学校テキストノート
核磁気共鳴法とその固体物理学への応用

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大学院修士課程で瀧川研配属を希望される方へ
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻もしくは
東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻の大学院入試を受験してください。
研究室見学希望の方は瀧川(masashi[at]issp.u-tokyo.ac.jp)まで連絡ください。

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■NEWS

◆2018.10.16 新しいメンバーが加わりました。
◆2018.04.01 新しいメンバーが加わりました。