糸魚川おすすめ観光スポット2004・冬



(美山公園より姫川流域をのぞむ)





1.青海海岸でヒスイをゲット!

夏の方が海水浴も楽しめていいじゃないか?という人もいるかもしれないが、ヒスイを拾うなら断然、冬をオススメ。冬のヒスイ拾いのメリットを列挙すると、

(1)人が少ないので、無心にヒスイを探しまくっても恥ずかしくない。
(2)波が荒れるのでヒスイが海岸に打ち上げられる確率が上がる。
(3)日本海の荒波を見れる。
(4)暑くない。
(5)荒波により、某国の工作員の活動が沈静化する。
(6)名物のたら汁がおいしい。

などなど、冬はまさに海岸ヒスイ拾いの絶好のシーズンだ。ベストスポットは、姫川の河口〜親不知にかけての浜辺が良いであろう。海岸に打ち上げられるヒスイは、“川から流されてきたものが打ち上げられる”と言われているが、“海底にも大きな鉱床がある”という説もある。小滝川のヒスイ峡は、川により山が削られ、たまたま地下に眠る原石群が地表に顔を出した場所に過ぎず、地中や海底にはまだまだ途方も無い原石が眠っている可能性があるのだ。

以下に、2004年1月初めのヒスイ狩りをレポートする。




<我、青海海岸ニ到着。翡翠見ユトノ情報ニ接シ、之ヲ拾得セントス。本日天気晴朗ナレドモ浪高シ>
姫川河口西のゴミ焼却場の更に西。海水浴場でもあり、駐車場も整備されている。






絶好のハンティングスポットを発見。
このような小石の多い波打ち際が、最も発見率が高い。
遥か先、左に見えるは、天下の険・親不知。





表面の小石は既に他人が探した後である事が多い。故に、波の荒れた日の翌朝がヒスイ探しには最も良いとされる。しかし、この日は既に夕暮れ時であった。こういうときであっても、本来2次元的な砂浜を3次元的に拡張する発想の転換により、新たなる局面が拓かれる。





上で紹介した“穴掘り作戦”は、結局、功を奏さなかった。
実際は、波打ち際をくまなく目を凝らして探すのが良い。
基本的に白い石を探し、それに緑が入っていないかを見る。
今日は、約1時間の散索で3つの原石を拾得した。






2.フォッサマグナミュージアム正月無料開放!

1月2,3日と無料開放であった。普段は入場料500円くらいである。美山という小高い丘の上にあるので、車で行くしかないように思われる。糸魚川駅から歩くと、坂道を1時間近く登らないと辿りつけない。多分、バス等の交通は無い。




館内。無料開放というわけか、この日は酷く混んでいた。普段はもっとガラガラである。
しかし、糸魚川にしてはよく出来た博物館である。





最近発見され、翠の雫と名づけられた大型原石。
全体が宝石質で透明感があり、価値が高い。






3.奴奈川姫像



糸魚川市の象徴(?)奴奈川姫の像。糸魚川駅からまっすぐ海に向かって行くと、国道8号&堤防に突き当たるが、そのあたりの公園にある。足元のお子ちゃまは諏訪神社の御祭神・建御名方様という設定らしい。





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